不安症の人は達観しないとブログを続けられない
アフィリエイトブログを作っていて、更新が負担になることがある。
私の「ブログが続かない理由」には1つのパターンがある。
気軽に更新できない
それは、記事のレベルが落ちる恐怖。たとえば、以下のような感じ。
・すごく気合を入れて記事を書く。
↓
・すごく気合を入れて記事を書く。
↓
・薄っぺらの内容の記事を書く。
これができない。記事のレベルが下がることが怖くてしょうがない。
気合を入れた記事と同レベルのものを常に書かないといけないような気がしてしまう。
なんかリピーターをがっかりさせるんじゃないかと思って(笑。
実際には、リピーターなんて少ないし、そんな期待をされているわけでもないのに、なぜか、がっかりさせることを不安に感じてしまう。
上手くいきそうなブログほど更新できない
結果として、何が起きるか。
記事が増えるごとに、そしてアクセスが増えてくる毎に、更新がストレスでしょうがない。
収益を生み出すようになったブログは、その調子でどんどん更新すれば収益が増えそうなもんだが、私の場合は更新が止まってしまう。
当ブログはアフィリエイト目的ではなくて、単なる独り言ブログだけど、もしアクセスが1日1,000ビジターになったら、途端に更新をやめる自信がある。
この悪癖を乗り越えないと、ブログで稼ぐなんてとても無理だ。
- ほとんどアクセスは検索流入で、一見さんしか来ない。レベルが下がったの上がったのなんて知りようもない。
- ユーザーにとっては役立つかどうかが重要で、気合を入れて書いたかどうかなんて関係がない。
- 昔のようにサイト全体で評価される時代ではなく、1ページ単位の評価で独立している。ユーザーにしても、検索エンジンにしても。だから、記事毎の出来不出来は神経質にならなくていい。
こういったことは、頭ではわかっているんだが、恐怖心ってのは頭でわかっていても心が重くなるから克服が難しい。
1つのミスで命を落とすような不安感
なぜか「質の低い記事が1つでもあると、ブログ全体が駄目になってしまう」、という恐怖心がある。
たとえば、月2万円稼ぐブログがあるとすると、「質の低い記事を書くと、その2万円も入ってこなくなってしまう」、みたいな恐怖心がある。
そういう恐怖心をなんとかなだめながらコツコツ更新しているけど、やっぱりストレスがあるから更新スピードが遅い。突き抜けた感がない。
そもそも、気合を入れて書いた記事だって、たいした内容ではないわけだし、もっと気楽に更新すべきであることはわかっているが。
達観するしかない
ある種の諦めというか、達観が必要なんだろうな。
「ブログ全体が駄目になってもいいじゃないか」「金が入ってこなくてもいいじゃないか」といった達観。
ただただ、できることだけやっていく、という決意。
「何、気負ってんだ? たかが弱小アフィリエイターのしょぼいコンテンツなのに!」という冷めた自分突っ込み。
「どんな記事にも需要はある」という楽観。
なんでもいいけど、とにかく更新のストレスを完全に乗り越えないことには、ブログで稼ぐなんて無理だ。
稼ぐために大量に書く
午後から図書館に行った。ノートPC持って、あれこれ作業した。
やっぱり人がいると集中力が出る。冬は図書館に人が少なめなので、必ず席に座れるのがいい。
モチベーションが一気に上がった本
読み放題のキンドル本をあれこれ物色していたときに、「ブログで月500万円稼げるようになるまでの全記録」という本を発見。
これはすごいと思った。
ご存知プロブロガーのイケダハヤト氏の本だけど、収益が上がっていく様子が淡々と記録されている。
特に感銘を受けたのは、書いている量。
月収4万円の段階で、1ヶ月150記事を書いている。(休日なしだとすると1日5記事ペース)
それにたいして、「今なら400記事は余裕」といったコメントをつけている。
もう、これを読んでモチベーションが一気に上がった。
そのくらい書かなきゃブログで暮らしてなんていけないよなあ。
書いて書いて書きまくる。それが出発点。
突き抜けた感がある人は稼いでいる
以前、ネットで見たのだが、ペラサイト量産のやり方で月90万円のアフィリエイト収入を得ている人がいた。
無料ブログに長文1ページのコンテンツを大量に作っていた。売っているのは、なんとアマゾンや楽天の商品だった。
A8にある報酬単価の高い商品を扱えばいいと思うのだが、そういう商品はライバルが多い。アマゾンや楽天の商品なら、ライバルの少ないキーワード(+商品)が見つけやすいという。
その人は、5000サイト以上作ったという。1日、10サイトをノルマにしているという。1サイトで、平均月200円近く稼いでいる計算になる。
その人と私の差
上記の話をネットで読んで軽いショックを覚えた。
ちりも積もれば、とはこのこと。ゴミサイトの200円収入をかき集めれば、月収100万に近づく。(今ではとっくに超えているはず)
私には絶対にできない力技。
こういったスパムサイトぎりぎりの手法がいつまで通用するかわからないし、どこか虚しい感じがするので、私は真似をするつもりはない。
しかし、現実にその人は月90万円であり、私は月5万。これが現実であり、これがアフィリエイターとして実力の差。
アフィリエイトのやり方はたくさんあるけど、どの手法を選ぶにしても、この突き抜けた感が必要なんだろうなと思う。
稼げていないのは、突き抜けた感がないからだ。どうすれば突き抜けられるか?と自問自答するようにしている。
数字で考える
ビジネス書でも「数字で考える」という内容をよく見かけます。
つくづく数字で考えることは大切だと痛感しています。
数字で考えないと言い訳がはじまる
アフィリエイトなら、アクセスはどうなのか、収益はどうなのか。数字で考える。
そうしないと、言い訳ばかりしてしまいがちです。
グーグルのアルゴリズムがおかしいとか、ユーザーがおかしいとか、言い出しかねない。
稼げない人間が何を言っても負け惜しみです。数字を出せない時点で負けなのです。負けを認めるしかない。
私のように月5万円のアフィリエイターは、何かが間違っているから月100万円のプロアフィリエイターになれないわけです。
- なぜ私は月5万円から成長しないのか
- なぜ私は月10万円を突破できないのか
常に数字で考えるようにして、一歩ずつ成長したいものです。
価値があるはずのサイトが儲からない件
現在、運営しているサイト(ブログ)は、合計20個くらい。月5万円程度の収入なので、その中で本当に収益を出しているのは2つだけ。
収益を出してくれている2つのサイトの中の1つは、非常につまらないサイト。パクリぎりぎり。
もう1つのサイトは、特定ジャンルに特化した情報サイトだけど、同好の人々から評価されている(と思う)。
だけど、どちらも収入額は同じくらい。
つまらないサイトは製作日数が5日くらいで放置している。もう一つの評価されているサイトは何年間も更新を続けている。正直、更新に疲れた。
ここからわかるのは、金儲けは難しいということ(笑。
外食産業に近いかもしれない。日本の食文化に貢献している素晴らしい個人経営レストランが潰れて、食文化を破壊するようなファーストフードチェーンが儲かる、みたいな。
出版の例でいえば、学術的な本は儲からないけど、エロをやれば儲かる、みたいな話。
アフィリエイトで儲けたいなら、やっぱり儲かる方法を理解している必要があると思う。
儲かるやり方はある程度決まっている。
いや、儲かる方法はたくさんあるけど、儲からない方法は決まっている。儲からない方法に迷い込んでいる人は、どれだけ素晴らしいコンテンツを作っても儲からない。
私もずっと儲からない方法ばかり追い求めていた気がする。変なプライドがあったからだろうな。
コンテンツの質にこだわって、ユーザーの評価を気にしていると、儲からないサイトに時間がとられる。
ほんとにアフィリエイトは難しい。
下書きでもいいから何かを書く
最近は、ブログで薄い記事を書いてもほとんど集客効果がない。文字数が少ない記事はSEOで効果がない。
だから、ある程度しっかりと記事を書く必要がある。すると、書くのが億劫になってくる。
この悪循環を打破するためには、下書きでもいいから、何かを書いておくこと。
1度で公開しようと思わず、複数回に分けて書くようにしている。
こうすることで、時間を無駄にせずに何かを書くことができるようになった。
このブログはアフィリエイト目的ではないので、短い記事で思ったことをそのまま書いている。結果として、どれだけ記事を追加してもアクセスはほとんどないと思う。
稼ぐブログを作るためには億劫な作業をする時代になっている。だから小分けに作業するしかない。