40代中年アフィリエイターの記録

今日も全力でアフィリエイト

「ブログセラピー」等身大の女性ブログのススメ

「ブログセラピー」を読んだので感想をメモ。

女性ブロガーが、ブログ運営の経験を綴っています。

ブログが人生にポジティブな影響をもたらすことが伝わってきます。

ブログ運営のノウハウ的なページもありますが、ブログの素晴らしさを綴ったブログのススメです。

ユーザーからのネガティブな反応がきて、ちょっと困ったことなど赤裸々にかかれています。

これからブログをはじめたい人におすすめ。

個性が伝わってこそ人気記事になる

ノウハウ面で印象に残ったのは、「どんな記事が人気なのか」というコラム。

体験談と合わせて「わー、大変。こんな風になっちゃったけど、こんな風に解決できたよ」というタイプの記事が人気記事になりやすいそうです。

同じ悩みを抱えた人がブロガーへの共感をもちながら解決策を読む。そんなタイプの記事だと思います。

よくある「ハウツー記事」といえばそれまでですが、やはりハウツー的な内容ではなく、「私は今日、こんな大変なことがあったけど、こうしたら解決した」というストーリーにすることが大切なんだと気づきました。

やはり無機質なノウハウ記事よりも、ブロガーの個性が伝わる記事であってこそ人気が出るわけです。

このことが書かれた1ページは、私にとって値千金の内容でした。

「ブログ収益化構想」個人コンサルを最終目標にするネットビジネス戦略

「ブログ収益化構想」を読んだので、感想をメモします。

2004年~2007年あたりの米国の最新戦略を解説したeBookを翻訳した本です。

米国で2007年に出たeBookのようです。

2014年前後まで日本でも似たような情報商材がたくさんありました。

特定テーマのエキスパートとしてブログ発信を行って、メルマガ登録をしてもらって、メルマガ読者に個人コンサルを売る。

だいたいこんな流れです。

最近はこの手のやり方が乱立していて、メルマガ登録する人がめっきり減っています。

しかし、個人で行うネットビジネスの王道パターンなので、この手法は残り続けると思います。

・・

2007年に出たeBookとしては、先見の明にあふれる内容です。「たいしたものだな」という印象。

個人が個人に「パーソナルコンサル」を売る。これが一番金になることを予言しています。

印象的な点をまとめます。

エキスパートモデルを選べ

ブログ収益のモデルをマガジンモデルとエキスパートモデルに明確に分けています。

  • マガジンモデル:大量の記事配信で大量のトラフィックを集め、広告で収入を得る。
  • エキスパートモデル:得意分野のエキスパートとして発信し、コアなファンから何度も収入を得る。

マガジンモデルは個人では無理だと指摘しています。

人を助けることをモチベーションとせよ

これは至言。

金を目的としたブログで成功するのは本当に不可能。

ブログ更新は金を目的にすると絶対に続かないものです。

収益性のないマーケットを選ぶな

やはり収益性のあるテーマと、収益性のないテーマがあります。

間違ったニッチを選ぶとどう頑張っても収益はうまれません。

お勧めのジャンルは、愛、健康、金融、ぜいたく品の4つとのこと。

柱となるコンテンツ

  1. ハウツー記事
  2. リストスタイル(ランキングや「3つの~」のような数字タイトルの記事)
  3. 定義や意味を自分の言葉で解説する
  4. 技術に関して、グラフや写真を使って解説する
  5. 物議を醸すテーマについて自分のユニークな意見を述べる(今でいうなら炎上商法?)
  6. シリーズものの記事(読者の問題を複数の記事を使って解決。いわゆる自ブログのまとめ)

いやー、驚きました。

エキスパートブログ記事のパターンをしっかり網羅しています。

その他にもいろいろあります

メルマガ登録してもらうコツ。

トラフィックを増やすコツ(他ブログに顔を出して宣伝する等)。

メルマガ読者に何を売って収益化するか(コンテンツ直販だったり、個人面談だったり)。

この本の内容は、10年前の2007年時点なら2万円の情報商材で通用します。

ただ、今となっては、多くの人がやっていてことでもあり、目新しさはないですが。

それでもよく整理されています。

個人的な見解

この手法の肝は、金のある人がターゲットだということ。

ノウハウを買うために2万3万の金を出せる人を相手にする。

貧乏人を想定していると、1千万とか1億稼げるイメージがわきません。

世の中には、上級者から直接アドバイスをもらえるなら、5万円10万円払う人がたくさんいる。

そういう人をターゲットにする手法です。

言い換えると、普通のコンサルタントとあまり変わらないです。コンサルタントのネットバージョンです。

クリック報酬広告とかアフィリエイト広告とか格安のeBookとかでは、たかが知れた儲けにしかならない、というのが本書の考え方。

逆に言うと、コンサルを志向していない人にとっては、それほど役に立つ手法ではありません。

私もちょっと二の足を踏みます。

私の性格的に、顔出しでブログ発信して、ノウハウ売ったり、個人コンサルしたりっていうビジネスをする気になれないから。

まあ、それはともかく、手法としては一読の価値があります。たとえ10年前の情報でも本質はそれほど変わらないので。

「鳩の軌跡」値千金のアフィリエイト体験談

「鳩の軌跡: ゼロからの副業アフィリエイトで月収10万円を達成するまでの全記録」の上下巻を読みました。感想をメモします。

著者がアフィリエイトで月10万円に達した手法を詳しく解説しています。

特定のアフィリエイト商品に特化したブログを作る手法です。商品の販売ページを読み込むことで、キーワードや記事の内容を引き出します。

 

この電子書籍の中には、レンサバ等のアフィリエイトリンクが埋め込まれていたり、無料メルマガへの誘導がみられます。

それらを踏むかどうかは自己責任で(笑。(もちろん、私はいっさい踏みませんが)

内容は一読の価値があるものになっています。

現時点でのアフィリエイトの王道かつ最短

個人的な見解としては、初心者の方がアフィリエイトで10万円を稼ぐなら、もっとも近道となる手法だと思います

ターゲットを「その商品を買おうかどうか迷っている人」にする。

買う気がない人に買わせるのは至難の業なので、最初からその商品名でネット検索する人をターゲットにするのです。

その商品を買おうかどうか迷っている人が検索しそうなキーワードを片っ端から記事にする。

ブログではその商品だけをすすめる。

記事の内容やキーワードはすべて販売ページを参考にする。

おそらく、「初心者が最短で10万円を稼ぐ選手権」があるなら、現時点ではこの手法を勧めます。

この手法の弱点

この手法の問題点があるとすれば、ブログを書いていてつまらないことかな(笑。

あと、ライバルが多い手法なので成功率が高いとは限らず、かなりのブログを量産することにもなります。(量産しやすい手法ではあります)

つまらない上に作業量は多いのが弱点。

まあ、金が稼げるならそれはいいとして、本当の意味での弱点は、ブログが長期的な資産にならないことです。

その商品の寿命がブログの寿命になるので、長期的なリターンが得られる手法ではありません

一生ブログ運営で食べていきたい人にはお勧めできない手法です。(経験のために、いくつか作ってみるならいいですが)

私自身は一生ブログで生きていくつもりなので、その手法を選ぶつもりはないです。

それでも、一読の価値はあったなと思っています。

「成功するフリーランス」フリーランス歴15年の直言

 

「成功するフリーランス – 年収1000万円は簡単に実現できる: フリーランスを15年やってみてわかったこと」の感想です。

フリーランス歴15年の著者が、自分の経験からフリーランスへアドバイスしています。

著者自身の具体的な話がないので、よくある自己啓発書風ですが、いくつか印象の残る部分がありました。

 

自己管理の重要性が強調されています。

やはり自分一人で働くので、そこがネックになりますね。

健康を維持することの重要性を再認識しました。

 

タスク管理の重要性。

フリーランスは何もかも独りでやらなくてはならいので、膨大なタスクをこなすことになります。

タスク管理に精通して、作業をため込んで嫌になることがないように気を付けたいです。

 

感情のマネジメント。

上記のタスク管理と関係が深いことがよくわかりました。

気分が乗らない作業をためていると、いつまでも重い気持ちが続きます。

できることからテキパキと1つ1つ片づけることで、達成感を味わうことが大切。

あと、1日1つ以上好きなことをやることを勧めていました。

 

最後にエフィカシーの話。

「自分の思い描いたことを達成する能力」

現状維持に甘んじて、変化を怖れるのではなく、夢や目標を描いて、それを達成してく。

これでこそフリーランサーの生き方です。

成長せずに稼げるわけがない

稼げないってことは、能力がないってこと。

だから、地道に努力するしかない。

「来月〇万円稼ごう」

「今年は〇万円稼ぎたい」

こんなことを言ってるかぎり、稼げるようにはならない。

目先のカネより前に、能力を上げることが先決。コンテンツを作る能力を上げること。

つまり、成長するしかない。

今の自分のままで、〇万円稼ごうだなんて、おこがましいことだ。

数字で考えると戦略が見える

「数字で考える」ことを最近になって心掛けている。

サイトについて考えるときは、アクセス数や収益額の数字で常に考える。

〇〇のサイトは1ヶ月のアクセス数はどのくらいで、収益はそれぞれいくらで・・・。こうすると、そのサイトの価値がよくわかる。

以前は、サイトの思い入ればかり先にたっていた。「けっこう力を入れて書いた」「よく書けた」「これは価値のあるサイトだ」といった感じで。

数字は、あらゆる主観的な思い込み(妄想)を打ち破る力がある。

進む道も数字で明白にわかる

数字で考えると、コスパの良いサイトとそうでないサイトが明白に出てくる。

自分の好きなジャンル、主張したいメッセージがあるジャンルで、力を入れて時間をかけてコンテンツを作ったサイトがある。なのに、たいして稼げていないことが数字から明らか。

いっぽうで、気楽に数日で作って放置しているサイトなのに、そこそこ稼げるサイトもある。

数字だけで考えると、コスパの悪いサイトを作る気がしなくなる

今後、どんなサイトを作っていけばいいのか、数字だけで考えると明白にわかってくる。

人に価値を提供していないから稼げない

なぜ私は貧乏なのか。人に価値を提供していないから。

これ以外に理由はいっさいない。

人が金を払うってことは、そこに価値を感じているからであり、価値を提供できる人ほど、金持ちになる。これは本当に当たり前のこと。

商売にしても労働にしても、提供できる価値に比例して金持ちになったり貧乏になったりする。

貧乏人はもっと人のために尽くせ

貧乏な生活をしていると被害意識を持ちやすいわけだけど、「あー、そうか。俺は人に価値を提供してこなかったから貧乏なんだ」と気づいたときにスタートラインに立てる気がする。

長いアフィリエイト歴があるのに稼げないのも、人に価値を提供していないからだ。最近、改めて感じることがある。

アフィリエイトをしていると、どうしても「いかに検索結果で上位表示されるか」「上位表示されるキーワードを見つけ出せるか」みたいなSEOばかり考えてしまう。

小細工ばかり弄して、人のために尽くす感覚がないと、ユーザーの心理が見えなくなり、稼げない。